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2018.08.29

偽のセキュリティソフトに注意!最近の手口とは

偽のセキュリティソフトをインストールさせられ、サイバー攻撃の被害に遭うことがある

"今回のコラムのテーマは「偽のセキュリティソフトにご注意」です。

Webサイト閲覧中、「あなたのパソコンはウイルスに感染しています。直ちにセキュリティソフトを購入してください」や「Windowsが破損しています。100秒後までに更新ボタンをクリックしてください」などの偽の警告画面を表示し、偽セキュリティソフトを購入させようとする詐欺が発生しております。

万が一、購入してしまった場合やインストールしてしまった場合は、金銭がとられるだけでなく、パソコンが遠隔操作されてしまうなどの被害が確認されています。
IPA「情報処理推進機構」の報告によりますと『IPAでは2006年5月に「偽セキュリティソフト」の手口について初めて注意喚起を行いました。
(この手口は「パソコンがウイルスに感染している」等、偽の警告画面をパソコンに表示させ、最終的に有償ソフトウエアの購入に誘導するものです。その相談件数に増減はあるものの、現在も継続して相談が寄せられています。』
とのことで、今後も被害が出てくる可能性が考えられます。

偽の画面が出ても慌てずに対応することが大事

"この件に関しては、インターネットを利用してWEBサイトを閲覧している誰もが被害にあう可能性があります。
他人ごとと考えずに、偽の警告画面が出た際の対処方法として以下の内容を覚えておいてください。
① インターネットを開いているブラウザを閉じる。
② 画面が消せない場合は再起動をする。
これだけです。

偽画面がでてしまっても慌てずに対応するようにしましょう。

また、現在お使いのパソコンでウイルス対策ソフトを最新に更新している場合には、偽の警告からソフトをインストールしようとした場合、ウイルス対策ソフトでブロックしてくれます。
使っているパソコンは常に最新に更新してインターネットを利用するように心がけましょう。

(参考:情報処理推進機構 のセキュリティ警告によって有償の「ソフトウエア購入」や「サポート契約」をしてしまう相談が増加中~ インターネット利用中に表示される偽の警告画面にだまされないで! ~)